LoB

記事一覧(4)

出逢いは一瞬、出逢えば一生

4月13日 午前5時半大切な仲間、三ヶ田和美さんことみっけさんが天へと旅立たれました。新婦元 慈光容和大姉 享年 52歳 本当にピッタリな戒名だ。秋田県鹿角市から上京し、表参道で22年間、ヘアー&メイク カラムを構え、美容人生を全うしたカッコイイ女性でした。出逢いは一瞬。彼女との出逢いはSNSの世界。父から「いいか、人生の財産は仲間だ。人に出逢うのに時間とお金は絶対に惜しむな」その言葉を実行した最初のきっかけが震災のチャリティとカラムへの炭酸取り付け。僕の美容人生が大きく変わったのはこの頃だ。当時はみんなハンドルネームで呼び合っていた中、4HEROだから本名はよしひろじゃないかと勝手に思い込み、そのまま「この子、よしひろくんね」と全国の理美容師に広め、よしひろが定着した。僕にもう1つの名前をくれ、たくさんの理美容師を紹介してくれた名付け親の1人だ。彼女は闘病生活中も常に相手を想い、激励していた。同じ病を抱えた人たちに美容業を通じて希望を与え続けた。2年ほど前に医療用ウィッグを取り扱いたいと相談があり、2人でよくマーケティングを練ったものだ。楽しかったなー。昨年の中頃、食事に行こうと誘われ、初めて彼女が弱気な自分を見せたんだ。「これから定期で入退院の繰り返しになっちゃってさ、あたし、もうダメかもしんないや」彼女になんて言えばいいか、一瞬間が空く。僕は弱い。「な~んてね(笑)東京オリンピックまでは死ねないぜ!あ、来週から夢だったヴェネチアに行くんだ。いいだろ~(笑)」僕の一瞬の戸惑いを払拭するかのよう彼女はいつもの笑顔に戻ってた。退院の間は美容師としてお客様と向き合っていた。ヴェネチアから帰国後も時々食事に行っては笑いながら語り合った。ある時、彼女の美容論を話してくれた。その話の中で交わした1つの約束がある。僕はその約束が形見である。今年の1月に彼女は店を閉める決心をした。急な日程だったのにたくさんの仲間が集った。みんなでカラムを送り出したんだ。いつも通り、大笑いしながら冗談言って仲間に接してる彼女の姿を見た最後の日だ。彼女は生まれ故郷に帰り、家族と過ごした。3月の中頃まで連絡を取っていて、相変わらず元気な騒がしい文だった。4月13日に訃報の連絡が入り、秋田に向かわねば。感情よりも行動のほうが先走る。みんなの想いを伝えに水曜の朝に会いに行った。いつもの笑顔で眠っている彼女に僕は笑顔でみんなの想いを伝えた。その笑顔を最後に見れたことが本当に嬉しかったんだ。人は死に際でその人の人生が決まる。どっかで聞いた話だ。たくさんの人を愛し、愛された幸せな人生だったんだねと笑顔を見て思った。出逢えば一生。これからも貴女はたくさんの人の心の中で生きていく。